口臭や体臭から魚のような臭いがする「魚臭症」

病気症状

魚臭症という病気をご存知でしょうか?

魚臭症とは、食べたものを消化する時に発生するトリメチルアミンという物質が、分解されずに汗や口から、においが排出される事です。 この魚臭症は、症例が少ない病気ですが、女性が圧倒的になりやすいと言われています。

トリメチルアミンは、魚の生臭いような臭いを持っていて、口臭や体臭から魚のような臭いがしてしまいます。 トリメチルアミンは体内からでも発生しますが、普段は肝臓で分解されるので、健康な方は体内でたまる事はないのです。

でも、不規則な生活やムリなダイエットによって、ホルモンバランスが崩れたり、肝機能が低下してしまうと、体内の酵素の働きが弱くなってしまいます。そうなると、トリメチルアミンを体内で分解できなくなってしまい、臭いが発生してしまいます。

魚臭症になってしまうと、トリメチルアミンをうまく処理する事ができないので、血液にのって体全体に臭いが運ばれてしまうようです。 体からにおいが出始めるのは、幼児期や青年期を過ぎた頃で、年齢をとるごとににおいが強くなることが多いと言われています。

魚臭症は断然女性に多い??
女性は生理、出産、更年期とホルモンバランスが常に変化しています。女性ホルモンのエストロゲンは、酵素によって生成されているので、生理痛や生理不順などの解消に深く関係しているホルモンなのです。

でも魚臭症になってしまうと、酵素不足になるのでエストロゲンがうまく生成されなくなります。 そうなるとホルモンバランスが崩れて、口臭や体臭といった悪臭を放つようになってしまいます。

さらに、エストロゲンを作り出す酵素は、腸内で生成されることがほとんどなので、便秘気味な女性は腸内の環境が乱れやすく、魚臭症になりやすいといわれています。

魚臭症を改善する方法
魚臭症を防ぐために1番大切な事は、トリメチルアミンを増やさない事で、食事制限をすることが予防法になるようです。 魚臭症の原因となるトリメチルアミンは、3つの成分「コリン」「トリメチルアミン」「レシチン」が、変化することで発生しますので、この3つが含まれた食品を避ける必要があります。

コリン
肉類(加工肉・内臓肉)、卵、豆腐、豆類、ブロッコリー、カリフラワーなどに多く含まれていて、人にとって大事な栄養素なので、制限しすぎてはいけません。妊婦や胎児や乳幼児には、欠かす事はできません。

1日の目安摂取量は、男性550mg、女性425mgとなっています。

トリメチルアミン
エビ・カニ・タコ・イカなどの甲殻類、頭足類に多く含まれています。 海で取れる食材は、臭いと結びつきやすいようで、直接トリメチルアミンが含まれた食材が体に入るので、臭いが発生しやすいのです。

日本人は特に刺身など、魚介類が好きなので注意が必要です。 体に有効な成分もたくさん入っていますが、魚臭症の方は避けたい食材です。

レシチン
納豆、卵、ゴマ油、うなぎ、小魚などに多く含まれています。 レシチンは、脂質の1つで、体を動かすエネルギー源になってて、体の細胞膜を構成する役割を持っているので、肉体の働きを活発に動かしてくれ、ダイエットに効果的とされていて、ダイエットサプリにも多く含まれている成分です。

人間の脳は、30%ほどがレシチンの働きで活動しているため、レシチンが不足してしまうと睡眠障害、またはイライラして集中力が低下したりしてしまいます。
1日の目安摂取量は、1000mg~5000mgとなっています。

その他にも、食事療法で改善するという方法もあります。

低コリン食事療法
一般的に知られている魚臭症の食事療法が、コリンの摂取を控えた方法ですが、コリンの摂取量は、一般的に男性550mg、女性425mgが必要とされているので、体調不良にならないように、自分にあうか注意しながら行いましょう。

ローフードダイエット
ローフードとは、生の食事の事で、48度以上に加熱していないものだけを食べるようにします。 ローフードダイエットは、その食品自体に含まれている酵素を使って食べ物を分解するので、エネルギーが大きく節約できて、代謝酵素の分のエネルギーを取っておくことができるといわれています。
食物は加熱すると酵素は死んでしまうので、生で食べなくてはいけませので、食物を生で食べるローフードは、体に優しいダイエットということになります。
しかし、この方法は炭水化物、たんぱく質、脂質などの栄養素が不足してしまうため代謝が下がってしまい、冷え性になる場合があります。その場合は、体を温める飲み物をとるようにしましょう。

ゾーンダイエット
決められた量のたんぱく質、炭水化物、脂肪を毎日バランスよくとるようにする方法が、ゾーンダイエットです。 慣れるまでは、正確に量をはかることもできませんし、食品の組み合わせ方も悩んでしまいます。

現代社会では、炭水化物の食品がたくさんあふれています。 うまく食品を選ばないと失敗してしまうので、上手に選ぶ必要があります。

最後に
その他にも、体臭が気になる人は、こまめに水分補給をするようにしましょう。大人なら、1日2リットルは水分をとるように心がけましょう。水は解毒作用もありますし、もっとも安価な薬といわれるぐらい大切です。

どの方法がいいかは、試してみて自分に1番合うものを探してみましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です